日本では旧文部省が1999年、LD(学習障害)を定義しています。
「LD(学習障害)とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。
学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。」
まとめると、
全般的な知的発達に遅れがない(知的障害ではない)が、以下の6つのうち1つ以上の困難が生じている場合に「LD(学習障害)」もしくは「LD(学習障害)の傾向・疑いがある=グレーゾーン」と見なされます。
- 1聞く力の障害
- 2話す力の障害
- 3読む力の障害(識字障害=ディスレクシア)
- 4書く力の障害(書字障害=ディスグラフィア)
- 5計算する力の障害(算数障害=ディスカリキュリア)
- 6推論する力の障害
一口にLD(学習障害)・グレーゾーンといっても、どの領域に弱点があるかによって特性が異なるため、一般的な学習塾・個別指導・家庭教師では適切な指導ができません。(マンツーマン指導でもノウハウがないとLDの指導は難しい)
それどころか、特性への理解がないために、「問題児」というレッテル張りをされてしまい、お子さんの自尊心を傷付けてしまうことさえあります。
コーチング1では「LD(学習障害)・グレーゾーンのお子さんは物事の認知・処理・表現の仕方が他のお子さんと違うだけ」という視点で捉え、特性にあった学習方法を確立できるようにコーチングします。
LDコーチングの主な特徴は以下の3点です。
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1家庭教師による完全1:1指導(オンライン可)
一般的な発達障害専門塾や個別指導塾と違い、コーチング1は完全マンツーマンです。なぜなら、特性は十人十色なので、完全マンツーマンが最適だからです。(一般的な発達障害専門塾や個別指導塾は少人数制)
また、発達障害児童にとって学習環境はとても重要です。特に「気が散りやすい」「整理整頓が苦手」なお子さんの場合は、机周りやテキストを整理します。 -
2LDの学習に特化した実績とノウハウ
一般的な学習塾・個別指導塾・家庭教師と違い、WISCなどのデータを元にお子さんの特性を「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算」「推論」という項目別に分析し、最適な学習計画を立案します。
LD(学習障害)・グレーゾーンのお子さんを受け入れている学習塾・個別指導塾・家庭教師も増えていますが、ノウハウをもってお子さんの“特性を理解”し、“特性に合った学習指導”を行うことは発達障害専門の家庭教師にしかできません。 -
3LD専門の進学家庭教師としての役割
一般的な発達障害専門塾では学習の絶対量が不足しているだけでなく、中学受験や高校受験に対応できる学習内容ではありません。(特別支援学校、通信制高校、フリースクール、チャレンジスクール等を想定した学習内容がほとんど)
しかし、多くの発達障害・グレーゾーンのお子さんは、適切な学習指導を行えば、中学受験・高校受験が可能です。私たちは進学家庭教師として中学受験・高校受験対策を行います。
発達障害向け中学受験コーチング
発達障害向け高校受験コーチング
コーチング1の感染症対策
コーチング1ではコロナ禍が収束するまで感染症対策を継続していく所存です。
「個別ブース」「マスク着用」による飛沫感染の徹底予防 、「手洗い・手指除菌」「机・ドアノブ等の除菌」による接触感染の徹底予防、「全入室者検温」によるリスク管理、「換気の徹底」および「空気洗浄機の導入」による3密回避などの施作により、安心して学べる環境を整えています。
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