創価中学校・算数

試験時間：45分
満点：100点
問題難易度：D（A・B・C・D・Eの5段階）

算数・過去問傾向分析
創価中学の算数は、大問1が計算問題、大問2が一行問題、大問3以降は小問を3問程度含む応用題というオーソドックな構成となっています。
難易度は基本から標準レベルの問題が中心ですが、一部思考力や分析力が問われる、やや難易度の高い問題が出題されます。
また、応募倍率が高く、8～10倍程度になるという特徴があります。
基本問題が多く、競争が激しいということは、ケアレスミスは許されないということです。
特に頻出分野である、小数・分数を含む「四則計算」、□を求める「還元算」、「場合の数」、「割合・比」、「平面・立体図形」は確実性が求められます。
「場合の数」については、思考力が問われる問題が出されることがありますので、算数が得意なお子さんはここを得点源に出来ると合格は現実的になってきます。
逆に算数が苦手なお子さんは基本・標準レベルの問題の穴を無くし、各単元のバランスを良く出来るかどうかが鍵です。
力の差がはっきりと出る問題といえます。

算数・過去問対策コーチング
創価中学・算数の合格最低点は公表されていませんが、合格目安は70％に設定するとよいでしょう！
そして合格のポイントは「計算力」と「学習バランス」です！
過去問傾向分析でも述べましたが、ケアレスミスは許されません。
ですから、最優先は「計算力」の対策です。
塾で貰っている「計算日記」や「計算と一行問題集」などの基礎トレのテキスト毎日計画的にやり込んでください。
その際、必ず「毎日続けること」と「時間を決めること」を守らせてください。
惰性で練習するのではなく、質の高い練習を積み重ね、計算の正確性を磨いてください。
「学習バランス」については復習の良し悪しが問われます。
決してテキストを端から端まで満遍なくこなす必要はありません。
まず問題の難易度を基準に、問題の絞り込みをかけましょう。
標準レベルの問題まで手を出すのは「割合・比」「場合の数」「平面・立体図形」に絞り、他の単元は四谷大塚の「四科のまとめ」や日能研の「ベストチェック」などを使い、基本問題の定着を図りましょう。
その上で間違えた問題、あいまいな問題を副教材等の類題を使って、復習を行い、穴の潰し込みを行っていきましょう。
当然ですが、「いたずらに広く浅く手を出す勉強」「ただ量をこなすだけの勉強」では合格は見えてきません。
質の高い家庭学習をしているか否かが問われる学校だと認識し、対策を取ってください。

創価中学校・国語

試験時間：45分
満点：100点
問題難易度：D（A・B・C・D・Eの5段階）

国語・過去問傾向分析br> 創価中学校・国語の問題は論説・説明文1題、小説・物語文が1題という構成です。
いずれも文章自体の文字数は多くないのですが、注釈の多い、やや難解な文章が出されます。
論説・説明文の解答形式は選択式と書き抜きが中心で、筆者の主張、段落の要点などを中心に問われます。（80字程度の記述も出されます）
選択式・書き抜きが中心といっても、読みにくい文章が多いので、丁寧な読解をしないと足元をすくわれます。
小説・物語文は登場人物の心情・人物像、場面の把握などを中心に問われます。
敬語や慣用句などの語句や言葉の決まりの知識問題も含まれます。

国語・過去問対策コーチング
創価中学・算数の合格最低点は公表されていませんが、合格目安は70％に設定するとよいでしょう！
ポイントは「読解力」です。前提となるのはスピードです。
文章の文字数自体は多くないのですが、やや難解な文章なので、思ったより読解に時間がかかります。
常に時間を定めた学習計画を作成し、スピーディーに読解・解答をする習慣を身につけてください。
その上で「読解力」をバランスよく養成しましょう。
論説・説明文は「意味段落」を分け、意味段落を「要約」し、それを「接続詞」でつなぎ、「文脈」を掴むという風に、文章を整理しながら、大意を読む読解練習を積んでください。
小説・物語文については、これらに加え、「場面の変わり目」を見分ける練習を加えて行ってください。
また、漢字、語句、言葉のきまりなどの知識問題がまとめられたテキストを毎日のルーチンワークに組み込み、語彙を増やす努力も怠らないで下さい。
「言葉の科目」ですから、語彙があるお子さんは確実に有利になります。

※理科・社会の対策は割愛させていただきます。